効率化はゴールではなく、学生と向き合うために。人にしかできないフォローを支える「sonar ATS」

株式会社ヒト・コミュニケーションズ
採用種別
新卒採用
従業員規模
300~499人
ご担当者様
株式会社ヒト・コミュニケーションズ 営業人事室 曽根様(写真中央)
2026年度新卒入社の皆様:(写真左から)M様 I様 A様 Y様

「人の力」で企業や社会に新しい価値を提供する株式会社ヒト・コミュニケーションズ。同社では、「sonar ATS by HRMOS(以下:sonar ATS)」を活用し、応募者管理や連絡業務を効率化。生まれた時間を、個別フィードバックや現場体験など、学生一人ひとりに向き合う採用活動に活かしています。今回は、同社の採用への想いと、その取り組みを支える仕組みについて、営業人事室の曽根様にお話を伺いました。後半では、新卒入社の皆様からのコメントも掲載しています。

■この記事のポイント■

  • 応募者情報や履歴書の一元管理により、情報の分散を防止
  • 自動メール機能により、アンケートの依頼や一次選考案内をスピーディーに実施
  • 効率化によって生まれた時間を、個別フィードバックや仕事体験など学生に寄り添うフォローに活用

事業拡大を支えるのは「人の力」。経験より“挑戦する姿勢”を重視

――はじめに、事業内容と新卒採用における「求める人物像」について教えてください。

曽根様:ヒト・コミュニケーションズは、人材サービスを通じて企業の課題を解決する会社です。販売・営業支援をはじめ、空港や観光、物流、スポーツ、イベント運営、さらにはAI・DXなど、幅広い領域で事業を展開しています。

私たちが大切にしているのは、「人の力」で企業や社会に新しい価値を提供することです。どれだけテクノロジーが進化しても、最後は人と人とのコミュニケーションが価値を生み出すと考えています。

そのため新卒採用では、これまでの経験やスキル以上に、「まずやってみよう」と挑戦できる姿勢や、変化を前向きに受け止められる柔軟性を重視しています。

――選考の際に、特に意識されていることはありますか。

曽根様:選考を「評価する場」ではなく「お互いを理解する場にする」ということです。また、素直な言葉で話してもらうことが入社後のミスマッチ防止に繋がるため、学生が自然体で話せる雰囲気づくりも大切にしています。

「学生に向き合う時間を生み出したい」という課題意識

――「sonar ATS」を導入される前は、どのような課題があったのでしょうか。

曽根様:とにかく「学生一人ひとりに向き合う時間がない」ということに課題を感じていました。当時はエージェントからの応募者の取り込みや、各メディアからのデータ取り込み、さらには学生への連絡などを手動で行っていました。

また、他社ATSやオンライン面接サービスなど複数のツールを併用していたため、情報をツール間で確認・更新したり、手作業でZoomのURLを発行して送ったりと、事務作業に多くの時間がかかっていました。

――事務作業に追われることで、実務にはどのような影響がありましたか。

曽根様:例えば、私が説明会に出ている間は応募者の取り込み作業がストップしてしまいます。学生からの問い合わせや日程調整も、本当は日中にすぐ返信したいのに、他の作業に追われて夜遅くの対応になってしまうこともありました。
学生をお待たせしてしまうのは避けたかったですし、よりスムーズに対応できる体制へアップデートしていく必要性を強く感じていました。

効率化によって生まれた「人にしかできないフォロー」

――続いて、多くの採用管理システムがある中で、「sonar ATS」を選ばれた決め手を教えてください。

曽根様:一番の決め手は、担当者の方々が示してくださった「伴走する姿勢」です。導入前に弊社の課題をお伝えしたところ、手作業で対応していた業務を自動化することで、どの程度の時間が削減できるかといった「定量的な効果のイメージ」を提示してくださいました。

単なるツールの提案に留まらず、私たちの課題を具現化し、解決に向けて伴走してくれるスタンスは、まさに弊社がクライアントに対して大切にしている姿勢と同じで、非常に信頼できました。そのおかげで、社内へのリプレイスの説得もスムーズに進めることができました。

――導入後、具体的にどのような効果がありましたか。

曽根様:まず、応募者情報が一元化されたことで、履歴書を探す手間や属人的な管理が減りました。社内向けの進捗報告も、以前は複数のデータを集計して手作業で資料を作っていましたが、現在は「sonar ATS」の画面を見ながらリアルタイムで状況を共有できるようになり、資料作成の負担が大きく削減されました。

▲ダッシュボード:必要な情報を自由にレイアウトして配置できます。※画像はイメージです

そして何より、学生への定型連絡を柔軟に自動化できるようになったことが大きいです。会社説明会終了後に、「sonar ATS」上で学生のステータスを「出席」に変更すると、自動でアンケート依頼メールが配信されます。さらに、学生がアンケートに回答すると、一次選考の案内も自動で送付されるため、学生をお待たせすることがなくなりました。実際に、メール配信から30分ほどで一次選考の予約が入ることもあり、レスポンスの速さが効果につながっていると感じています。

効率化によって生まれた時間を使って、今年度からは学生一人ひとりに「個別フィードバック」を送るようにしています。学生にとっても、自分のアピールしたことがどう評価されたかを知る機会になりますし、それに対して返信をくれる学生は志望度や温度感が高いということもわかります。

――リクルーター面接も新たに始められたと伺いました。

曽根様:はい、今年度から2次面接は新卒で弊社へ入社している社員(リクルーター)が担当する形式に変更しました。人事から説明するよりも、実際に新卒で入社した先輩から直接話を聞くほうが、学生も入社後の働き方や成長イメージを持ちやすいからです。また、先輩社員との対話を通じて、「この会社での成長プロセスが自分に合っているか」を確かめてもらいやすくなると考えています。

また、リクルーターの皆さんにも「sonar ATS」に評価を入力してもらっています。学生と話して感じたことを一元的に管理できるだけでなく、人事側でも会話内容や評価をタイムリーに確認できるようになりました。

応募者管理や連絡業務を「sonar ATS」で効率化できたことで、現在は本来注力したかった学生とのコミュニケーションやフォロー施策に時間を使えるようになったと感じています。

▲面接評価入力:自社の選考指標に沿った独自の評価シートを作成し、システム上で記入できます。※画像はイメージです

――ありがとうございます。一方で、導入決定から運用開始までのプロセスにおいて、苦労された点や大変だったことはありましたか?

曽根様:導入の「タイミング」です。弊社では2月から導入を開始したため、選考のピークとシステムの移行時期が重なってしまい、慌ただしくなってしまいました。閑散期であれば、もっと余裕を持って対応できたと感じています。具体的には、本選考が本格化する2〜3月より前の時期にリプレイスをスタートするのが理想的だと思います。

配属の不安を和らげ、事業理解を深める「現場見学」と、成長を伴走する「人事面談」

――昨年度から内定者フォローの内容を変更されたと伺いました。変更の理由や、具体的な取り組みを教えてください。

曽根様:当社は幅広い事業を展開しているため、「どのような仕事をするのか」という不安を抱く内定者も多いです。そこで、内定者フォローとしてエアポート、スポーツ、フードの各事業部で「仕事体験」を実施しました。

例えばエアポート事業部では、当社が業務を担う羽田空港や関西国際空港での現場見学を実施しました。フード事業部では、内定者にメニューを企画してもらい、実際に季節限定メニューとして提供したうえで、売上のフィードバックまで行いました。

実務に近い体験を通じて、事業への理解を深めてもらうだけでなく、自分がどのように働き、成長していけるのかを具体的にイメージしてもらうことを大切にしています。まだ始めたばかりの取り組みなので、来年度以降もブラッシュアップして続けていきたいです。

こうした内定者フォローに時間を使えるようになったことも、「sonar ATS」によって日々の連絡や管理業務を効率化できたからこその変化だと感じています。

――入社後の解像度が上がる取り組みですね。ではここで、実際に内定者フォローを経験された、今年度新卒で入社された皆さんにお話を伺います。仕事体験や面談を通じて、入社前の不安に変化はありましたか。

I様:入社前にエアポート部門への配属が決まったのですが、最初は業務のイメージが湧いていませんでした。しかし、入社前の見学会で実際にスタッフの皆さんが働いている姿を見たことで、働くイメージを明確に持つことができました。

A様:私も同様です。スポーツを見るのは好きでしたが、仕事内容のイメージは持てておらず、正直不安でした。ですが、12月にプロバスケットボールの物販現場体験へ参加した際、曽根さんが事前に現場の写真や雰囲気を共有してくださったことで、仕事への理解を深めることができました。その経験もあり、現在のプロ野球の物販の仕事も安心して初日を迎えることができました。

Y様:私は関西から上京して働くことになったので、住まいのことなど仕事内容以外の不安もありました。でも、そうしたことについて親身に相談に乗っていただき、納得したうえで入社を迎えることができました。

M様:私は不安というよりも、学生から社会人への切り替えを手厚くサポートしてくれたことが印象的です。現場体験ではフードの試作や原価計算などを幅広く経験でき、仕事への解像度を高めることができました。また、その時に同期で考案したメニューの味は今でも忘れません!

曽根様:内定期間中だけでなく、入社後も月1回の新人報告会などで彼らに声をかけるようにしています。現場に任せきりにするのではなく、少し離れたところから見守り、必要なときに相談できる存在でありたいと思っています。

効率化の先に見据える「出会いに行く採用」と「リファラル採用」

――最後に、「sonar ATS」を活用して今後実現していきたい採用活動について教えてください。

曽根様:私自身は、「効率化すること」自体がゴールではないと考えています。効率化によって生まれた時間を使い、今後は大学への訪問や学内企業説明会などに積極的に参加し、こちらから学生に「出会いに行く活動」をもっと増やしていきたいです。

弊社にはまだまだ学生に知られていない面白い事業がたくさんあります。応募を待つだけでなく、自ら足を運んで、ヒト・コミュニケーションズの魅力を伝えていきたいですね。

また将来的には、入社した社員が「この会社なら安心して紹介できる」と感じて、自分の後輩や知人を紹介してくれるような「リファラル採用」の流れを作っていきたいです。そのためにも、採用の入り口だけでなく、入社後に「この会社に入ってよかった」と思える環境づくりまで、人事としてしっかり取り組んでいきたいです。

※本内容は2026年7月時点の情報です。

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