SONAR ATSをはじめ、LINEと連携し応募者との連絡や説明会予約ができる採用管理システムが増えてきました。LINEは利用者が多く、新卒世代は83.5%が毎日利用しており、採用に活用したいと注目している採用担当の方もいらっしゃるのではないでしょうか。(※LINE Business Guide 2020年7〜12月期版 v2.0より)
しかし、LINEは応募者が普段から利用するツールのため、コミュニケーションがとりやすくなるメリットがある一方で、使い方を間違えると応募者の志望度の低下や採用担当者の業務増加などにつながる恐れもあります。
そこで、SONAR ATSがおススメする「気をつけたいポイント」とSONAR ATSでできる「LINEの活用方法」をご紹介いたしますので、LINEを使った採用の導入を検討している採用担当の方はぜひご一読ください。
繰り返しになりますが、LINEは本来コミュニケーションツールです。採用側と応募者という関係であっても「相手を配慮した」使い方が大切です。
定期的にタイムラインを更新する人や友人と写っている画像をアイコンに利用している人もおり、プライベートな情報が見えてしまうと感じる応募者や普段は友人や家族などメッセージをやり取りしているなかで、そこに採用という別のシーンが入ってくることに違和感や難しさを覚える応募者もいます。そのため、良かれと思い応募者との距離を詰めすぎると「採用とは関係ないのでは?」と感じ入社意向を下げる恐れがありますので適切な距離感を保つというのが得策です。
応募者の中には、初めて企業とLINEでやり取りをするという応募者やLINEは使いたくないという応募者もいます。そのような応募者に対しては、事前に「気軽に質問してほしいから」や「選考の案内を見逃して欲しくないから」といった、なぜLINEを使うかの目的を伝えておくことが大切です。
応募者が参加済みのセミナー情報など、応募者と関連性の低い情報ばかり送ってしまうと、通知をOFFにされ、本当に読んでほしい選考や職場環境・企業理念などの連絡を見てもらえなくなってしまいます。そのため、情報をしっかり整理して応募者の状況に合わせた内容とタイミングで必要な分だけを送るというのも応募者と良い関係を築く上で気をつけたいポイントです。
学校訪問の際などで、興味をもった学生を「LINE友だち追加」からスムーズに説明会などのエントリーを促せます。また、細かく個人情報を取得することが難しいイベントであってもLINEを使ってエントリーにつなげることができます。エントリーしたデータはLINEから直接SONAR ATSに反映されますので、別途入力が必要といった手間はありません。
エントリーシートの締め切りのお知らせや面接の案内など、様々なステータスの応募者に合わせたメッセージを送ることができます。また、フリーメールなどでは見逃されてしまう恐れがあった連絡も、普段から見られているLINEだからこそ気づいてもらいやすく、その分応募者も次のアクションをスムーズに進めることができます。内定者に対しても、入社までに必要な情報のアンケート回収や懇親会の予約もLINE上で行えます。
応募者とのメッセージ送受信管理はすべてSONAR ATSの管理画面上で行えるため、都度LINEにログインするといった手間はありません。
LINEから説明会などの予約が可能です。
SONAR ATSではエントリーの受付など便利な使い方がありますが、LINEは本来コミュニケーションツールです。採用と関係の無いコミュニケーションや必要以上のメッセージは、応募者の志望度を下げてしまうこともありえますので、応募者の立場に立った運用が重要です。
応募者目線の運用を心がけることで、応募者にとって役立つメッセージをタイムリーに届ける、気軽に質問や不明点を受け付けるなど、LINEが持つ効果が発揮され応募者と良好な関係を築くことができるはずです。
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