コロナ禍の22年卒ですら、求人倍率は約1.5倍。働き方の多様化やキャリア志向の高まりもあり、近年の新卒採用は「企業が学生に選ばれる」側面が強まっています。
もはや大手ナビサイトに求人を掲載するだけでは優秀な学生が集まらず、イベントへの参加、新形式の説明会の企画、さらには学生への個別スカウト送付などなど、採用担当者は日々多忙を極めています。
さらに近年の学生は、タイムパフォーマンス重視の“Z世代”。合否や日程調整の連絡が遅い企業を「古い体質」という悪印象につなげてしまうため、採用担当者の苦悩はとどまるところを知りません。