母集団を4年で10倍にしたウシオ電機が、
sonar ATSの多彩なAPI連携によって実現した採用サービス活用戦略とは

ウシオ電機株式会社
採用種別
-
採用規模
-
ご担当者様
ウシオ電機株式会社 千葉様

1964年創業のウシオ電機株式会社は、主に産業機械・製品の開発を行なっている。光の活用を中心とした多数の製品・サービスで世界トップシェアを占めるなど、まさに自他ともに認める「光」のイノベーションカンパニーだ。
独自の技術と戦略で世界に通用する事業を展開し続けるために、新卒採用おいては主体性・グローバル志向・学ぶ意欲の3つにこだわった採用を行う。しかし、「光」という領域で高度な産業用製品の開発を行っている同社の事業内容を完璧に理解できる学生は多くない。さらに新卒採用数の3分の2を占める理系は、採用競争が激しく応募者を集めることも難しい。
複数の採用サービスを駆使し、こうした課題に挑んでいるのが採用担当の千葉嵩大氏だ。千葉氏は採用サービスの中でも特に、それらとのAPI連携が可能なsonar ATSは「必要不可欠」だという。幅広い採用サービスと連携するsonar ATSが、ウシオ電機の採用にもたらしたメリットをお伺いした。

―sonar ATSのストレスない操作性に魅力を感じ導入

最先端の技術で事業を開発し続けるウシオ電機にとって、優秀な新卒理系人材の採用は欠かせない。難易度の高い新卒理系採用で、ウシオ電機は「今まで通り」の採用に甘んじない姿勢によって改善を重ねているという。


千葉氏:2021卒あたりまでは、どちらかというとマス向けの採用活動を実施していました。広報もナビ媒体や学内説明会が中心で、採用サイトも万人受けするポップなものでした。しかし、だんだん理系の学生の採用競争が激しくなってきて、このままではいけないということで採用の見直しを行いました。

AI面接やオンライン面接の導入から魅力付けを目的とする人事面談の実施・改善、母集団形成手段の変更など、見直してきた項目は多岐にわたる。そうした見直しのうちの1つが、採用管理システムの変更だ。
当時、アナログな採用管理に限界を感じ、他社の採用管理システムを導入した。しかし、その操作性には大きな問題があった。

千葉氏:以前のATSは、複雑な選考ルートの進捗管理がやりづらかったです。例えば、書類提出者と未提出者の分布、一次面接対象者の人数など、こうした大切な数字を即座に把握することが出来ませんでした。
また、学生とはATS・マイページを介してのコミュニケーションが中心です。マイページの使い方に学生がストレスを感じると、本質的でないところで違和感を持ってしまい、選考離脱につながります。
だから、ATSは何も気にならない存在であってほしい。人事も学生も、皆が当たり前に使いこなせるし、ストレスを感じない。機能サービス自体に何も不自由しないシステムであるべきなのです。

こうした考えを持つ千葉氏が導入したのがsonar ATSだった。sonar ATSは操作性に優れ、前述のような滞留者のリストアップもワンクリック済んだ。1時間の作業がワンクリックになるなら、その浮いた時間で何人もの学生と話ができる。学生の選考体験を重視するウシオ電機にとって、小さな事務作業を節減できるメリットは大きいと判断した。

―HRテックのフル活用を可能にしたsonar ATSのAPI連携

実際にsonar ATSを活用すると、導入の決め手であった「操作性」以外にも大きな価値を発揮した。その1つに各種HRテックサービスとのAPI連携が挙げられる。TECH OFFER、SHaiN、Teams、履修履歴データベースといった、同社の採用において主力となるサービスがsonar ATSと連携している。
まずは、初期選考に用いているAI面接ツール・SHaiNとの連携だ。そもそもSHaiNによるAI面接を導入したのは、移動コストのかかる地方学生の選考離脱防止に加え、従来の選考の評価基準を維持したまま面接ができるという背景があった。このSHaiNとsonar ATSが自動連携していることで、以前のATSではできなかったスムーズな運用が可能になった。

千葉氏:以前はSHaiNの管理者画面から面接依頼のメールを送っていたので、何人受検して何人未受検なのかはATSから見えず、都度SHaiNの管理画面を確認しなければならないのが不便でした。今はリアルタイムで受検状況がわかりますし、sonar ATSから受検対象者や未受検者へ即座にメールを送ることができます。

また、ウシオ電機ではオンライン面接にTeamsを活用している。社内の会議でも社外での打ち合わせにおいても、今や多くの企業に使われているTeamsだが、同社のように新卒採用に使う場合は「ATSとの連携有無」が採用担当者の調整工数に大きな影響を与える。


千葉氏:影響が一番大きいのは、sonar ATSとTeamsとの連携だと思います。以前のATSでは、全て手作業で面接員のスケジュール表に予定を登録しなければならず、その作業が残業の原因になっていました。
sonar ATSはTeamsと連携しているので、何十人もの面接員に対して一括で予定を登録できました。この連携は本当にありがたいと感じています。

さらに、学生の成績証明書をデータ化して利用できる履修履歴データベースを導入する際にも、sonar ATSとの連携を非常に重視したという。

千葉氏:成績証明書は面接時の参考資料です。にもかかわらず、資料共有に工数が発生して手間取ってしまうと、面接員も資料を見る時間がないまま面接を迎えてしまい、元も子もありません。成績証明書をデータ化するサービスに関しては、sonar ATSとAPI連携していることがとても大事だったのです。 

―母集団10倍・次回選考参加率90%を実現した今、sonar ATSは「必要不可欠」

こうした採用の改善を重ねてきた結果、2023年時点で母集団規模は4年前から10倍、各面接ステップでの次回選考参加率は90%と、驚異的な数字をたたき出した。この結果は、採用工数を増やさずに、かつ母集団の拡大と歩留まりの改善を重視してきたウシオ電機の戦略的な採用サービス活用の賜物だといえるだろう。
そんな同社の採用戦略において、sonar ATSは採用サービスをシームレスにつなぐ中心的な役割を担っている。スムーズな採用を実現するために、今後新たな採用サービスを導入する場合はsonar ATSと連携できることが前提だと千葉氏は語る。


千葉氏:何か新しいHRテックサービス導入するときも、「このHRテックはsonar ATSとAPI連携しているから学生の離脱が少なく済みそうだし、費用対効果も高くなりそうだ」と考えます。弊社にとってsonar ATSは必要不可欠な、なくてはならない存在です。

SHARE
お問い合わせ

採用管理システム
sonar ATSに関する
ご相談はこちら

お悩みごと、不安なこと、お気軽にお問い合わせください。
専門スタッフがさらに詳しくサービス内容についてご説明します。

導入事例やATSのメリット丸わかり!採用におけるお役立ち資料を
無料でプレゼント!
導入事例

sonar ATSで採用活動を大きく変えた企業様

  • 株式会社明電エンジニアリング 「企業が選ぶ」時代から「企業が選ばれる」時代に変化しつつある採用活動の中で、少数の採用担当でも機電系学生の採用を成功させる工夫とは
  • 稲畑産業株式会社 sonar ATSへのリプレイスで、操作性が大幅向上!作業時間も大幅短縮!
  • ハミューレ株式会社 応募者に向き合う採用のためにsonar ATSは必要不可欠!
sonarをさらに詳しく知りたい方

導入にあたって気になるポイントを解説します