メンバーズは、2015年で創立20周年。大手の消費者向けサービスを提供している企業を中心に数多くのクライアントを持つWebマーケティング会社である。マーケティング戦略の立案からウェブサイトの制作、アプリの制作、ソーシャルメディアの活用といったあらゆる側面からサポートし、着実に成果と信頼を勝ち取っている。
現在の社員数(2015年7月)は、4月入社の新卒60名を含め、約440名。2年ほど前から新卒採用に力を入れており、2016年は90名の採用を目指すという。“超会社”という指針を掲げながら、「社会への貢献」「社員の幸せ」「会社の発展」を同時に追求している注目の企業だ。
大規模な採用に踏み出したメンバーズだが、採用管理システムsonar ATSを選んだ理由や効果を、採用担当の内橋洋美氏にお伺いした。
我々は、スピーディーに動けるというベンチャー企業ならではの利点をいかして、採用においても常に新しい方法を考えて実践していきたいと考えています。“ベンチャー”というのは単に会社の規模ではなく、“ベンチャースピリット”を持っているかどうかにかかっています。与えられたことだけをやるのではなく、新しいことに挑戦し続けて社会に新しい価値を提供し続けたいと考えています。ですから、採用もエントリーしてくれるのを「待つ」のではなく、「攻め」の姿勢で取り組んでいます。
Web業界は人材不足で採用したい企業も数多くとりあいの状態です。ディレクター、デザイナー、エンジニア、どの職種も人手が足りない状況の中、Webやスマホの業界はどんどん新しい技術が求められます。そこで、若い人ならではの吸収力、柔軟な対応力を求めて新卒の大規模採用に乗り出しました。
メンバーズは企業と消費者の間に信頼関係を結ぶことによって、その企業を好きな人を増やしていけるようなマーケティングを実現したいと考えています。「“MEMBERSHIP“でマーケティングを変え、心豊かな社会を創る」というミッションを掲げていて、そのミッションに共感していただける方を求めているからこそ、採用担当者自ら学校に足を運び、自分たちの魅力を積極的に伝えていくという方針で動いています。
そうやって、これまで積極的に学生さんに声をかけてきましたが、エントリー数が増えたことによって大きな問題が生まれました。エントリー数が少ないうちはExcelで対応できていたのですが、増えるにつれて管理が困難になってきたのです。1000件ほどのデータを数式も組み込みながら使っていると、開くだけで3分ほどかかってしまうという状況に……。
いくつかのエージェントにも協力いただいていたのですが、新しい情報の更新も追いつかないという深刻な事態に陥りました。
そこで「何かシステムを導入しなくては」という危機意識が芽生えたのですが、いくつかのシステムを検討してみたところ、どれも大企業の採用をベースにしているという印象がぬぐえませんでした。自分たちの採用方針や新しいアイデアに合わせて採用フローを変化させていくことが多いのですが、そのフローをシステムに組み込むために1~2ヶ月かかると言われてしまうなど、スピード感が合わないのです。
それに柔軟かつスピーディーに対応できると感じたのがsonar ATSでした。私たちは2016年新卒採用においては、多様な人材と出会う場を作りたいと考え、8つの選考ルートを用意し、応募する学生に選択できるようにしていますが、それもsonar ATSがあったからこそ実現できたことだと思っています。
(参考URL:https://recruit.members.co.jp/)
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