倉庫事業を専門としていた「菱光ロジスティクス」と、国際輸送を専門としていた「エム・シー・トランス インターナショナル」が合併し、2006年に発足した三菱商事ロジスティクス株式会社。商社系物流企業の中でも、最大級の規模を誇る会社のひとつだ。
「ロジスティクスのその先へ」というビジョンを掲げ、単にモノを輸送・保管するだけにとどまらず、独自のサービスを追及。総合商社系物流会社という特性を活かして、トータルロジスティクス・ソリューション会社として様々な事業を展開しており、自動車、工業財、アパレル、食品・消費財の4つを中心に、扱う商材は多岐に渡る。グループ全体ではアジア、中国、ヨーロッパ、アメリカなど広い地域をカバーするグローバルネットワークが魅力。社内では、若手社員の意見を取り入れる機会として、新しいビジネスモデルを経営陣に提案・事業化を目指す取り組みも行われている。
若手にも責任の大きな仕事を任せる社風からか、採用担当者にも3年目の社員を起用。今回は、その入社3年目総務人事部 人材開発チームの新河戸里奈氏にお話をお伺いした。
当社の採用フローはいたってベーシックで、最初はエントリーシートの提出、次に人事面談、面接と進み、最後に役員面接という流れです。人事面談は2017年採用から新しく導入したフローで、これからも続けていきたいと考えています。これは、多くの学生と対話をしてお互いの理解を深めたいという狙いからで、書類だけでは伝わりづらい学生一人一人の個性や人柄にもこれまで以上に目を向けるよう心がけています。私たちは、2006年の2社合併の際に「ロジスティクスのその先へ」というビジョンを掲げています。ビジョンの実現には単にモノを運ぶだけでなく、お客様の経営に入り込んで、その会社の課題をも一緒に解決していけるような提案ができる人材が必要であると考え、採用活動においても、何事も自ら考え工夫・改善していける前向きで能動的な人材を求め、活動しています。
sonar ATSを導入したのは、2016年採用からです。導入以前は、就職ナビのメッセージ機能を使って面接日程を調整していました。学生一人一人とやりとりを行い、面接日時を決める作業は、非常に時間がかかるものでした。当社の採用活動は、主担当1名〜2名がメインとなって進め、チーム内のメンバーがフォローする、という少人数の体制で行っています。面接日程調整や面接資料の準備など、事務作業に採用担当者の時間の大半が取られてしまっていた当時の状況と、ミスマッチない採用のためにも学生と採用担当者が直接コミュニケーションを取る時間を捻出したい、という思いが背景にあり、システムの導入を考え始めました。
物流会社が数十社集まって行われる業界理解イベントが、毎年就職活動のマーケットが開く前の時期に開催されます。業界に興味のある学生が多数参加するため、当社をアピールできる重要なイベントのひとつとして参加しているのですが、就職ナビサイト上の学生管理システムでは、このような早期のイベントで会った学生の動きを上手くフォローできていませんでした。一方で、sonar ATSは通年で情報を管理できるため、当社のニーズにマッチしています。他社のシステムよりも多機能で、当社の採用活動を行うにあたって必要な機能が全て揃っているにも関わらず、費用もリーズナブル。就職ナビサイト以外のシステムを使ったことがない当社が新規導入するにあたって、社内への説明もスムーズに進められました。
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