採用戦略を策定する重要性とメリット!新卒採用と中途採用の戦略の違い

採用活動において優秀な人材を確保するには、採用戦略を策定することが欠かせません。しかし、企業によっては「具体的にどう立てればよいのか?」のイメージが沸かず、なかなか策定できずにいるかもしれません。

そこで今回は、採用戦略の重要性やメリット、策定の流れについてご紹介します。あわせて、新卒採用戦略・中途採用戦略、それぞれを策定する際のポイントも解説しているので、ぜひご覧ください。

目次

  1. 企業が安定して成長を続けるため欠かせない採用戦略とは?
  2. 中長期的な目線で企業が採用戦略を策定する重要性とメリット
  3. 採用戦略策定の流れ
  4. 新卒採用戦略
  5. 中途採用戦略
  6. まとめ
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企業が安定して成長を続けるため欠かせない採用戦略とは?

採用戦略とは、企業が求める人材を採用するために策定する採用活動の作戦のこと。昨今はマーケティングの考えを取り入れるのが主流となっており、求める人材像を明確にしたのち、選考フローの設計や利用媒体の選定などを行います。採用活動が成功するか否かは、このマーケティングの精度にかかっているといっても過言ではないため、採用戦略は入念に策定する必要があります。

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中長期的な目線で企業が採用戦略を策定する重要性とメリット

昨今は、少子高齢化であるとともに求職者の大手企業への集中もみられることから、売り手市場となっています。この状況は今後も継続すると予想されており、その中で優秀な人材を採用するにはただ単に採用活動を行うだけでは不十分です。中長期的なマーケティングの考えを活かした採用戦略を通して、求職者に寄り添った採用活動を行うことではじめて企業が求める優秀な人材(企業の将来を担う人材)の採用へとつなげることができます。そのため、これからの採用活動には中長期的な採用戦略の策定が欠かせないのです。

また労働法の改正に伴い、今後はさらに働き方の多様化が進むと予想できます。今以上に短時間労働や副業が定着すれば、これまでの人員計画では不都合が出てくるかもしれません。そのため、働き方の多様化を考慮した組織づくりを視野に入れて、中長期的な採用戦略を立てることも重要です。

さらに、今後はAIやICTなどの先端技術もどんどん普及すると考えられます。これは言い換えれば、今後企業には先端技術を活用できる人材が必要になるということです。今は必要ないからと求める人材像から省いていては後悔することになりかねないため、企業の成長を見越して今のうちに採用戦略に組み込んでおくことが大切です。

中長期的な目線で採用戦略を策定することには、「企業の将来を担う人材を確保しやすくなる」「企業の成長に貢献しやすくなる」といったメリットがあります。採用活動という一部の取り組みに効果をもたらしつつ、企業全体へのうれしい効果を得るためにも、採用戦略を策定する際は短期的なニーズを満たすことに注力せず、中期的な視点を持つようにしましょう。

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採用戦略策定の流れ

では、採用戦略はどのような流れで策定すればよいのでしょうか? 以下にて基本的な策定方法をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。 

なお、実際に採用戦略を立てて実行した後は、PDCAサイクルを回すようにしましょう。問題があればそれを明確にし改善策を練ることで、次年度はより効果的な採用戦略で採用活動を行えます。

なお、PDCAサイクルを一度回すだけでは十分な効果は見込めないため、常にこのサイクルを回して採用戦略の精度を高めていくことが大切です。

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新卒採用戦略

新卒採用戦略を立てるには、まず近年の新卒採用状況を知る必要があります。その上でこれからご紹介する4つのポイントを押さえれば、効果的な新卒採用戦略を策定しやすくなります。

近年の新卒採用状況について

2018年10月、日本経済団体連合会(以下 経団連)は「2021年度以降に入社する学生を対象とした採用選考に関する指針を策定しないこと」を決定しました。これにより、新卒における通年採用の導入が加速すると予想されていま したが、実際には従来の採用活動と変わりないことがわかっています。

HR総研が実施した「「2019年&2020年新卒採用動向調査」結果報告 vol.2」内の「通年採用への移行」に関する調査によると、2021年卒から通年採用を実施する予定と答えた企業は全体のわずか4%という結果に。次いで、すでに通年採用を実施している企業が15%で続きました。 これに対し、いずれ通年採用を実施するだろうと考えている企業は39%、そして通年採用に移行することはないと答えた企業は36%という結果になりました。

この調査から、すぐに通年採用へ移行する企業は少なく、従来どおり一括採用を実施する企業が多いとわかりました。また、のちに通年採用へ移行する予定であっても、そのタイミングは企業によって大きく異なります。そのため、今後の新卒採用戦略において一括採用から通年採用へ急激に変化することはないと考えられます。

この場合、競合他社とほぼ横並びで採用活動を行うことになるため、より綿密な採用戦略の策定が必要になります。また昨今は売り手市場であるとともに、採用活動が早期化にあることがわかっているため、求める人材に寄り添った採用戦略であることも欠かせません。

新卒採用戦略を策定するときの4つのポイント

新卒採用戦略の内容は、毎年同じでよいとは限りません。その年に合った内容に見直すことで、より効果的な採用活動を実現できるようになります。

新卒採用戦略を見直し新たに策定する際のポイントには、まず例年の採用母集団の規模・質の確認が挙げられます。とくに目を光らせたいのは、着目する母集団形成のフェーズです。昨今エントリーせずに企業説明会へ参加する学生が増加していることから、エントリー数だけでは母集団がどれほど形成されたかを正確に判断できません。自社が本当に接触できた学生はどれくらいいるのか、自社の選考に進む学生がどれほどいるのか、目的に応じ母集団人数が正しく把握できるような数値に着目するようにしましょう。

加えて、採用基準の確認も重要なポイントのひとつ。ひとつの例として、企業説明会に参加した学生が最終選考を経て合格する割合 が異常に高かったり低かったりする場合は、採用基準に不備があると考えられます。業界・職種・会社の規模などによっても異なるため、自社と似た会社の内定率などを調査した上で見直すのが得策といえます。

このほか、年々増えつつある内定辞退を防ぐために内定出しを見直すことも大切です。売り手市場であるが故に複数の企業と同時に接触している学生は多く、今現在は自社に対する志望度が高くても、数日後には別の企業に気持ちが移るということは珍しくありません。学生は業務内容・条件のほか、内定出しのタイミングやシチュエーションにも満足できてはじめて「この企業に決めよう」と決断するため、学生に寄り添った内定出しができているか確認するようにしましょう。

さらに、内定者フォローの内容を確認することも押さえておきたいポイントです。学生から内定承諾を得られても、その後に辞退されては元も子もありません。「早くここで働きたい」と思ってもらえるよう、内定フォローの実施方法(オフラインかオンラインか)や実施頻度、コンテンツ内容などを、学生の気持ちに寄り添って見直すようにしましょう。そうすれば、学生の疑問や不安を取り除ける内定者フォローを実現でき、結果として辞退を防止しやすくなります。

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中途採用戦略

中途採用戦略を立てる際も、まずは近年の中途採用状況を知ることから始めましょう。その上でこれからご紹介する立て方を押さえれば、求職者への配慮が行き届いた中途採用戦を策定できます。

コロナ禍における中途採用の実態調査

エンワールド・ジャパン株式会社が2020年4月に実施した「新型コロナ禍における中途採用実態調査」によると、中途社員の採用活動を行っている企業は全体の43%という結果に。次いで、採用凍結・停止している企業の31%、一部のみ採用活動を実施している企業の26%と続きました。

中途社員の採用活動を行っている、そして一部のみ採用活動を実施しているという企業のうち、非常に積極的・やや積極的に取り組んでいると答えた企業は全体の約30%。その理由には、「年間の採用計画に基づく採用であること」「コロナ禍前からの継続的な人員不足」などが挙げられています。この調査から、一時期は新型コロナウイルス感染症の影響によって求人活動を休止する企業が増えていたことがうかがえます。一方、エン転職が公開しているデータによると、求人掲載件数は2020年5月半ばから回復し始め、2021年現在は高い水準で落ち着いています。

また前述のデータに基づくと、求職者についても一時期は減少傾向にありましたが、2020年5月から徐々に増加。それに伴い求人倍率は一時期に比べ低下したものの、2020年終盤に歯止めがかかり2021年現在は上昇傾向を見せています。

こうした状況から、中途採用は一時的に採用難易度が下がっていたものの、今後は売り手市場へ徐々に戻ると考えられ、この状況下で優秀な人材を採用するには効果的な中途採用戦略を立てることが欠かせないといえます。では、具体的にどう策定するのがよいのでしょうか?

中途採用戦略の立て方

中途採用戦略は、以下でご紹介するコツを踏まえて策定することをおすすめします。

1つ目は、素早い選考を心掛けるという点です。繰り返しになりますが、昨今は売り手市場のため、1人の求職者が複数の企業から内定をもらいやすい状況となっています。その中で確実に優秀な人材を確保するには、スピード感をもって選考を行うことが大切です。そのため、選考における日程の調整や結果出しをスムーズに進められるよう、中途採用戦略を組み立てましょう。

2つ目は、選考の辞退防止に努めることです。仮に採用候補者の辞退が続くと、採用にかかるコストが増大してしまいます。また、採用に関わる社員の物理的・心理的なストレスも計り知れません。 対処法のひとつとして、事前に防ぐことができるミスマッチは早期に減らすことが挙げられます。中途採用戦略を立てる際は求人情報・募集要項の内容を入念に確認することが大切です。嘘偽りがないかはもちろん、誤解される内容になっていないかをチェックし、ミスマッチが起こらないよう配慮しましょう。

このほか、内定辞退の防止のためクロージング面談を組み込んだり、入社前にネガティブな印象を与えないよう入社するタイミングへの柔軟な対応を心掛けたりすることも、中途採用戦略を立てる際のコツといえます。

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まとめ

採用戦略は、採用活動を軌道に乗せるため、そして求める人材を確保するために欠かせないものです。また、企業の組織力の強化も見込めることから、企業が安定して成長を続けるためにも不可欠といえます。新卒採用と中途採用、それぞれで戦略を立てる際のポイントは異なるため、今回ご紹介した内容を参考に無駄のない採用戦略を策定しましょう。

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この記事の著者
SONAR ATS編集部
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800社以上にご導入された採用管理システム「SONAR ATS」を展開。このブログでは、採用セミナーレポートやお役立ちコンテンツをはじめ、企業の採用担当者の皆さまに採用に役立つ有益な情報をお届けしています。

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